入居者エピソード

デイサービスで度々トラブルを起こされる、お一人暮らしの方の入居を支援

要介護1、80代、女性、生活保護受給中、身寄りなし

独居で身寄りなし80代女性の施設入居を探してほしいと、ケアマネージャー様より、ご相談をいただきました。

80代の女性は、ご家族様とはずいぶん前から疎遠であり、生活保護を受給されながらお一人暮らしをされていました。ケアマネージャー様からは、事前情報としてご本様はとても強気なご性格で、時に攻撃的でになってしまうこともあり、デイサービス先でも他の利用者様とトラブルを起こすなど、ケアマネージャーにもあまり心を開いていただけず、困っていらっしゃることをお伺いしていました。

暴言を吐かれながらも繰り返し訪問することでお気持ちに変化が

ご本人様からご要望等をお伺いするため、初めてご自宅へ訪問させていただいたところ、薄暗いご自宅は衛生面でも心配な状況でした。また玄関口でどなり声をあげられ、ご要望をお伺いできる状況ではありませんでした。

しかし、ご本人様はこれ以上お一人での生活を続けることが厳しい状況であり、またご本様自身も「寂しさを抱え施設入居を望まれていること」をケアマネージャー様からお伺いしていたため、訪問の度に「担当を変われ!」という発言もありましたが、めげずにご自宅に何度も足を運ばさせていただきました。

そのうちにご本人様にお気持ちの変化が見られ、少しずつ優しくしてくださるようになり、「私はあんたのこと娘のように思っている」と言っていただき、ご飯を一緒に食べるように誘ってくださるまでの関係づくりができました。

趣味や昔のお話を伺う中で、一人で生活することに強い不安を抱いていること、一刻も早く施設に行きたい想いを伺い、どのような毎日をお過ごしになりたいか、譲れるところ、譲れないところを一つひとつお話をお聞きしたなかで、一人で寂しさを感じにくい施設をご提案、施設見学、そして最終的に施設入居の意志をいただくことができました。

入居当日、私が少し席を外した間に「あの子、本当に良くしてくれたんよ」と施設スタッフに話してくださっていたとのことでした。

ご入居後、再びご挨拶に伺うとテレビをご覧になられており、デイサービスに行ったり、家で一人暮らしていた時よりも充実していると嬉しそうにお話してくださいました。また相談元のケアマネージャー様が今回の入居をとても喜んでおられて、別のケアマネージャー様にも「笑美面さんは対応も良いし、早く動いてくれるから悩んだときは絶対頼んだ方が良いよ!」とお勧めしてくださっていることを知り、ご本人様だけでなく今回の入居に係わる関係者の皆様にも喜んでいただけたことに、改めて笑美面相談員としての介在価値を感じ励みになりました。

ご利用者様は様々なご事情により、本音を話して下さらない時が多々あります。そのようなときでも、関係者と連携を取りながらご本人様の想いを尊重し、寄り添うことを大切に、一つでも多くのご要望を引き出し、叶えていきたいと思います。